87億3000万円。2023年、全国のインターネットバンキングでの不正送金被害の総額です。発生件数は5578で、金額とともに過去最多です。クレジットカードの不正利用などに代表されるサイバー犯罪は年々増加していて、手口も巧妙化しています。

コンピューターやインターネットなどの情報技術を悪用したサイバー犯罪は、数や規模が年々増加するなか、石川県警ではサイバー犯罪撲滅を重要課題の一つとし防犯対策を強化しています。

石川県警サイバー犯罪対策課・小島直樹次席「私自身もインターネットをしていて、不審なメールが届くことが日常的に多々ある。そういったサイバー犯罪というのは非常に多くなってきているということは肌で実感している」