地震による大規模火災で商いの場所を失った輪島市の朝市組合。

金沢市では23日に出張輪島朝市が開催されますが、それに向け6日から干物の加工が始まりました。

加工場(金沢市)

金沢市の金石港に建てられた加工場では、6日から干物作りが始まり、朝市のメンバーがアカウオやフグなどの魚を1つ1つ醤油に漬け込んでいました。輪島市朝市組合の二木洋子さんは「やっぱりうれしいよ。地震で道具とか全部燃えてしまったから…もう朝市はダメかなと思ってた。引退かなと思っていたけど、声をかけていただいたので。腕が鈍っていないか心配」と話していました。

加工場(金沢市)

加工場では醤油漬けのほか、ノドグロやハタハタ、ササガレイの塩漬けなどが作られるということです。出張輪島朝市は23日に開かれ、干物や鮮魚、工芸品を扱う店など約40店舗が出店します。