能登半島地震の被災地で復旧支援にあたる職員やボランティアなどの宿泊場所を確保するため、石川県は来月中の運用開始を目指してプレハブ式の宿泊施設を整備することを決めました。

被災地では現在、インフラの復旧のため、建設業者や水道業者など、1日におよそ4000人が活動していますが、避難所での寝泊まりや車中泊といった過酷な環境で活動を行う人もいて、宿泊場所が足りていないのが現状です。

石川県はキャンピングカーやトレーラーハウスなどを活用し、およそ1200人分の宿泊場所を確保していますが、復旧・復興作業のさらなる迅速化に向け、能登空港の敷地内に82部屋、134人分のプレハブ式の宿泊施設を整備します。

馳知事
「生活のサービスが必要、食べたりといった。(被災地の)事業者がお金を受け取ってサービスを提供する場面が必要なのではないか」

県では3月中の運用開始を目指していて、今後、仮設店舗による飲食エリアの設置も検討していくということです。