関西電力は25日、水漏れにより原子炉を手動停止していた福井県の美浜原子力発電所3号機について、配管に貫通した穴を確認したと発表しました。
配管の曲がり部分を覆うカバーが誤って上下逆に取り付けられていて、雨水が侵入した可能性があるということです。
美浜原発3号機は、蒸気発生器につながる配管の空気抜き弁の周辺から、水滴が数滴垂れているのが確認され、関西電力が18日午前4時すぎに、原子炉を手動停止していました。
水に放射性物質は含まれておらず、周辺の環境への影響はないということです。
関西電力が水漏れがあった配管の点検を行ったところ、縦約14ミリ、横約4ミリの穴が開いていることが分かりました。穴の周辺には腐食も確認されたということです。
この穴のすぐ上には、配管の曲がり部分を覆うカバーが付いていますが、このカバーが2010年の工事の際に、誤って上下逆に取り付けられていたことが分かりました。このため、配管内に雨水が侵入する状態だったということです。
関西電力は、当該の配管の状態をさらに詳しく調査するとともに、ほかにも配管カバーが上下逆に取り付けられているものがないか、福井県の3つの原発(美浜・高浜・大飯)の配管カバーの取付状態を確認するとしています。
美浜3号機の運転再開は、現時点で未定だということです。











