去年、大阪府柏原市の高速道路で、炎上した車から男性の遺体が見つかり、殺人や放火などの罪に問われた男の裁判員裁判で、検察は拘禁刑25年を求刑しました。

起訴状によりますと、奈良県大和高田市の会社員・浜田達也被告(38)は、2025年11月、整骨院経営で雇用主だった定井敏弘さん(当時60)を、ナイフのようなもので突き刺して殺害したあと、大阪府柏原市の西名阪自動車道で、遺体を乗せた車にガソリンをまいて火をつけた罪など、6つの罪に問われています。
(殺人・窃盗・建造物等以外放火・死体遺棄・死体損壊・業務上横領の罪)

これまでの裁判で浜田被告は、起訴内容を認めていて、被告人質問では、「定井さんには恩を感じていたが、借金を背負わされるなど利用されていたと気づき、殺害を決意した」などと主張していました。

11日の論告で検察側は、「定井さんに殺意を抱いた理由は不自然で責任転嫁である。筋違いな恨みで犯行に及んだ。安易かつ短絡的で人命軽視で強い非難に値するものだ」などとして、拘禁刑25年を求刑しました。