東京都で食物アレルギーに「ブレーキ」がかかった理由

近年、食物アレルギーに悩む子どもが増えている印象を受ける人は多いのではないでしょうか。岡本医師は「東京都などの3歳の食物アレルギーは少し横ばいになったという報告もあったのですが、日本全体で見るとやはり食物アレルギーは増えている」と指摘します。
では、なぜ東京都など一部の地域では「横ばい」という変化が見られるのでしょうか。
その背景について岡本医師は、「都会では正しい情報に対してアプローチが早いということ。そして、正しい食物アレルギー診療、進化したアレルギー診療が始まった結果、食物アレルギーの増え方に少しブレーキがかかってきているのではないか」と説明しました。
かつては「アレルギーが心配な食品はなるべく遅く与える」という指導が主流でしたが、現在では「医師の管理のもと、適切な時期から安全に摂取を始める」方が発症予防につながるという研究結果が示されています。
こうした正しい知識や経口負荷試験などの適切な診療体制が広まることで、アレルギーの増加抑制に成果が出始めているのではないかといいます。











