36人が犠牲となった「京都アニメーション」の放火殺人事件から、あす7月18日で7年となります。
2019年7月18日、京都アニメーション第1スタジオがガソリンで放火され、社員36人が死亡、32人が重軽傷を負いました。
殺人などの罪に問われた青葉真司死刑囚は、死刑判決を一度控訴しその後取り下げましたが、弁護側が大阪高裁に「取り下げは無効」だと異議を申し立てています。
事件からあす18日で7年。
(渡邊美希子さんの兄・勇さん)「絵を描いて、仕事にもして、お客さまにも喜んでもらえていたのは、彼女にとってはすごく良い環境を与えてもらえていた」
(渡邊美希子さんの母・達子さん)「たまに帰ってきても楽しそうにしていた」
京都アニメーションのアニメーターで多くの作品の美術監督を務めた渡邊美希子さん(当時35)。
自宅には美希子さんが携わった京アニ作品のポスターなどが飾られています。
母・達子さん(76)と兄の勇さん(47)は7年経っても気持ちは変わらないといいます。
(母・達子さん)「思い出さない時はないのが現実なので」
(兄・勇さん)「感情的な部分や、諦めきれない部分というか、そういうところはずっと変わらない状態」
達子さんと勇さんは、事件から2年後の2021年から全国各地で講演を行っています。活動のきっかけは、事件直後、深い悲しみの底にいた自分たちを支えてくれた人たちへの感謝です。
(兄・勇さん)「当初からいろいろな方々に助けていただいているなと改めて時間が経ってみると感じる部分がたくさんある。あのような事件が少しでも減る可能性が上がるのであれば」
講演した回数は50回以上。伝え続けているのは、「命の大切さ」です。
(母・達子さん)「こんな経験誰にもしてほしくはないので、誰に伝えるべきかと思ったら若い子たちにきちんと分かっておいてほしい。ある程度おじいちゃんおばあちゃんになるまで、それなりに楽しく元気で失敗しながらでもいいから元気で居てもらえたら良いかなと。親より長生きしてほしい」











