なぜ流菜ちゃんだけ虐待?

被告人質問は母親、父親の順に行われた。まずは母親の菜々美被告に弁護人が聞く。
弁護人:流菜ちゃんが産まれた時は?
母親:愛おしくて、顔は関係なく流菜の存在自体がかわいいと思った。
弁護人:(気持ちが変わった)きっかけは?
母親:流菜を夫の実家に連れて行って差別された時に気持ちが変わった。
弁護人:誰から?
母親:親族が流菜の顔をじっくりと見ていて、長男が一番かわいいと言った。ショックで何も言うことができず、泣くのを我慢していた。
弁護人:夫に相談は?
母親:言われてすぐ、泣きながら言った。夫はその場にいたが聞いていなかったので、強い指摘はしてくれなかった。
弁護人:流菜ちゃんに対して、いつ頃から暴力を?
母親:1歳半くらいの頃。かわいいと思えないことにプラスして、やりにくさが出てきたから。食い意地が張っていたり、癇癪(かんしゃく)を起こしたり。流菜が言うことを聞かなかったときに軽く平手で叩くくらいだった。











