値下がりの背景にある卸売業者の「在庫余り」

では、なぜここまで急激に値下がりしているのでしょうか?
コメが余っている業者が泣く泣く“安売り”していることが背景にあるようです。
コメが消費者のもとに届くまでには、集荷業者が農家からコメを買い集め、それを卸売業者へ売り、さらに小売店を通じて販売されるという流通経路をたどります。
かつての“コメ騒動”の時期には、卸売業者などは供給不足に備えてかなり高い価格でたくさんのコメを仕入れて在庫を確保しました。ところが、こうして集めたコメが今になって大量に余ってしまっているのです。
農水省の見通しでは6月末時点におけるコメの民間在庫量は221万t~234万tにのぼっていて、適正在庫とされる180万tから200万tを大きく上回る状態が続いています。














