どう未来へつなぐか…


 社会への啓発と、被害者の感情。災害や事故が人に与える影響を研究している明治大学の小林秀行教授は「JR西日本が現時点で、被害者に寄り添い非公開と判断していることを支持する」としたうえで…

 (明治大学 小林秀行教授)「事故の現場の痕跡を残すことがなぜ大事かというと、これは社会に『楔を打つ』、忘れないでほしいという風にアンカーを打ち込むということだと思う。関係者以外は見られませんよと非公開な形で閉じたままでいると、楔を打ち込むという効果は決して強いものにはならない。多くの方が納得をして、公開もしくは非公開という判断を最終的にしていく、“納得の醸成”が必要。(これから)時間をかけてその在り方をつくっていく、関係者の方が納得できる形をつくっていくというのが大事

 4月25日で事故から21年。凄惨な記憶をどう未来へとつなぐのか。安全を問い続けることに終わりはありません。

(2026年4月24日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『特集』より)