大阪・関西万博の開催(2025年)を機に、再び注目を集めている国立民族学博物館。通称「みんぱく」と呼ばれ、1970年開催の大阪万博のレガシーを継承しようと万博記念公園に創設された。世界各地から収集した資料や文献は実に34万点にのぼり「館内を回れば、世界一周できる」ともいわれる。

 その博物館で世界中の文化や民族の魅力を伝えようと活動するのは、自らも海外生活が長かった考古学の研究者。人類の残した「記憶」と「記録」を未来へ。その最前線で指揮を執る関雄二館長の素顔に迫った。