高齢化だけじゃない…追い打ちをかける「温暖化」の影響

近年、桜を苦しめているのが「温暖化」です 。ソメイヨシノは高温と乾燥に弱いため、近年の夏の暑さによって衰弱する木が増えています 。
また、桜が咲くメカニズムにも悪影響を及ぼしています 。通常、冬に厳しい寒さを経験することで花の芽が目を覚ます「休眠打破」が起こり、春に向けて開花していきます 。
【桜の開花メカニズム】
▼夏 花芽を形成
▼秋 休眠に入り成長が止まる
▼冬 寒さで目覚める「休眠打破」
▼春 つぼみの形成 暖かさで開花

しかし、冬も暖かい日が続くと、この休眠打破がうまくできず、春を迎えても正常に花が咲かない「開花異常」が起こります 。
勝木氏によると実際に、温暖な鹿児島や和歌山・那智勝浦などの紀伊半島南部では、こうした異常が近年すでに見られ始めています 。














