【万博】目玉のひとつ「動く心臓」展示の舞台裏…(2025年4月2日(水)のニュース)

 万博の目玉のひとつ「動く心臓」。展示までの舞台裏を取材しました。4月2日に公開されたのは、パソナグループが手掛けるパビリオン。テーマは「いのち、ありがとう。」。

 「いのちの象徴」とも言われるアンモナイトなどをイメージした建物です。なかでも目玉とされているのが「iPS心臓」です。大きさは約5cm。小さな見た目ですが、iPS由来の心筋細胞が約2億個使われていて、1分間に約50回、動きます。

 3月24日、iPS心臓の担当者が作業していたのはパビリオンの裏にあるラボ。まず、高さ約25cmの入れ物に培養液を入れます。そして心臓の上部に慎重に糸を通して、吊るします。iPS心臓に刺激を与えないように慎重に運び、なんとか、2人がかりで展示棚にセットすることができました。

この展示を見た「iPS心臓」の研究をしている大阪大学の澤芳樹名誉教授は「日によって、なま物ですので多少の動きの違いはあるが、よく見ると心臓として動いている。これを見てもらって科学の力を伝えたい、未来が変わる」と話していました。

 iPS心臓に血液を循環させる機能はまだないということですが、将来、研究が進めば人に移植できる日がくるかもしれません。(2025年4月2日(水)のニュース)

#さまざまなパビリオンが開幕に向け最終テストをしていました