不足が懸念される「ナフサ」って?

 中東情勢の緊迫を受けて、先週始まった石油の国家備蓄の放出。既に行われている民間備蓄の放出分と合わせると、国内需要の45日分が市場に放出されることになります。ガソリン補助金の財源として、新たに8000億円の支出も決まり、原油高騰の長期化に備えます。

 そんな中、懸念されているのが、生活用品への影響です。原油を精製して作られるナフサは、あらゆるプラスチック製品に加え、衣類やシャンプーなどの大元の原料になっていますが、輸入の多くを中東から頼っていて、調達が難しくなりつつあるのです。

 ガソリンのような補助金は適用されていないため、プラスチック製品などを製造するある会社では、ホルムズ海峡封鎖を受けて原材料価格が約4割から5割上昇したといいます。

 中東情勢が落ち着く気配が見られない中、私達の生活はどうなっていくのか…野村総合研究所の木内登英氏への取材を踏まえ、MBS・米澤飛鳥解説委員が解説します。