減少理由これまでの通説「海が綺麗になりすぎたから」

 このイカナゴ減少の原因について、通説では「海が綺麗になりすぎたから」といわれています。

 瀬戸内海では、もともと工場排水に含まれていた窒素が非常に多く、プランクトンが育ったためイカナゴがたくさん育っていたということです。ただ、海の環境をきれいにするために窒素の濃度を制限した結果、プランクトンが育たなくなりイカナゴが減っていった、というのが、これまでの通説です。

 それにしても、2016年以前は4万tほどだったイカナゴの漁獲量は、2016年には1万tほどに。さらに2017年で1000t台に激減しています。この「激減」した2016年から2017年の間に一体何があったのか…その答えとなり得る”新説”が、最新の研究で明らかになりました。