海上自衛隊の護衛艦などが一般公開される「自衛隊みなと祭り」が27日、鹿児島市で開かれました。
「自衛隊みなと祭り」は、自衛隊の仕事について知ってもらおうと、自衛隊鹿児島地方協力本部が毎年開いています。
会場の鹿児島港本港区には、地上から飛行物を撃墜する地対空誘導弾「ペトリオット」や、陸上自衛隊が偵察で使用するオートバイが展示されたほか、制服の試着体験などがあり、親子連れなどで賑わっていました。
(記者)「中でも人気を集めたのがこちら。護衛艦『こんごう』の主砲です。およそ20キロ先まで砲弾を飛ばすことができます」

護衛艦「こんごう」は日本で最初のイージス艦です。27日は艦内が一般公開され、来場者は実際に動いている主砲を見たり、操縦室を見学したりして楽しんでいました。
(日置市から)「写真で見るのと違って、実物はすごく大きく迫力が伝わってきて、来てみて良かったと思う」
(鹿児島市から)「撃つところがでかすぎて、びっくりした」
(自衛隊鹿児島地方協力本部 川畑信一本部長)「ぜひ自衛隊・自衛官に興味を持ってもらえれば」
来年は5月中旬に開催する予定ということです。