九州電力の新たな社長に常務の西山勝さんが就任しました。総会後の会見で次世代革新炉について「いまの段階では全く未定」と述べました。

九州電力は26日、株主総会を開き、常務の西山勝さんの社長就任が了承されました。

九州電力は、先月発表した経営計画の中で、脱炭素化のため「新たな安全の仕組みを盛り込んだ次世代革新炉の開発・設置を検討する」と明記しました。九電は「設置場所は決めていない」としていますが、国のエネルギー基本計画が改定されたため、川内原発でも建て替えが可能となっています。

西山勝新社長は、次世代革新炉については「未定」と答えました。

(九州電力 西山勝新社長)「次世代革新炉はいまの段階では全く未定」

なお、池辺和弘前社長は会長に就任しました。