加入の意思確認 83%の人が「なかった」
この「強制感」を加入するタイミングから感じる人もいます。
(PTA会員の保護者)「あからさまに強制加入のような話を先にされたので、それはおかしいのではないかとまず違和感を持った」
大隅半島に住む小学生の母親です。入学の際PTAから加入の意思確認はなく、まず「どの役員を希望するか」を尋ねられたことに違和感をおぼえたといいます。

(PTA会員の保護者)「誰も(役員)しないとくじ引きになりますよという感じで、何か圧をかけるような感じでくるので」
(PTA会員の保護者)「(退会届を)出したことによって子ども対しての視線や態度が変わってくるのではないかという心配」
薩摩半島に住む保護者です。子どもの学校生活やほかの保護者と仲良くなるなどPTA活動の意義も感じていますが、時代にそぐわないと話します。
(PTA会員の保護者)
「PTAは任意加入ですとの話はあったが、暗黙の了解で入るんだろうなって。入会届はなかった」

「(活動が)平日だったりする。職場を休んでまでも学校に来ないといけないのはつらい。時代も変わって来ているわけだから、それに合ったPTAのあり方もある」
アンケートでは加入の意思確認があったかについて83%の人が「なかった」と答えました。