鹿児島市の天保山公園に2013年に建てられた石碑。中国にとり残された日本人孤児を引き取った中国人養父母への感謝を込めたものです。海江田さんも設置に携わりました。

天保山公園に2013年に建てられた中国人養父母感謝の碑



「日中友好の末永い存続」も願って建てられた石碑。台湾情勢や南西諸島などを巡り、軍事的な緊張が高まりつつある中、海江田さんは自身の戦争体験を重ねます。

(海江田さん)
「戦争を経験した年代がどこの国も少なくなった。『力づくでやる』という考えが出てきているのでは。日本が戦争を始める時もそうだった。日中関係が泥沼に入れば、(碑に込めた)精神も役に立たなくなる」



日本と中国が国交を正常化して50年。これからの時代に向けてどう関係を築いていくのか?模索は続きます。