平成の大合併が始まって20年。地域の今を見つめる特集「ふるさと新時代」、今回の舞台は徳之島です。
人口減少が続く徳之島は、20年前と比較すると島全体でおよそ6000人、およそ2割減少しています。島外への人口流出を防ぎ、Uターン者の受け皿として新しい産業と雇用の創出が課題の一つとなっています。
そんな中、2017年からコーヒー栽培を島の新たな産業に育てようという動きが始まっています。
先月、徳之島で栽培したコーヒーが初めて商品化され、その発売を祝うイベントが開かれました。徳之島コーヒーの誕生です。

(島民)「徳之島産のコーヒー飲めるのがちょっと夢みたいです」
(島民)「島で作られて島のコーヒーが飲めるのは地産地消になるので、うれしいと思う」
(徳之島コーヒー生産者会 泉延吉会長)「最初はこんなに人集まってくれるのか、それが心配だったので、よかった、よかった」

数量の関係で、今回は島内限定。ドリップパック1個300円と高価ですが、わずか2時間で1700個を売り上げました。