玉山(ぎょくざん)は、台湾の中央部に位置する3,952メートルの山です。富士山の3,776メートルより200メートルほど高く、日本統治時代には「新高山(にいたかやま)」と呼ばれていました。台湾にはこの玉山をはじめ、3000メートル級の山々が連なる台湾山脈が南北にのびています。

これまでも台風が台湾に上陸し、急激に衰えるケースがありました。台風は一般的に1万メートルほどの高さがありますが、台湾の3000メートルから4000メートルほどの山々にあたって、台風の循環=渦が崩れることや、上陸して海面からのエネルギー供給がなくなることで、急激に衰えます。

台風18号も5日には熱帯低気圧に変わる予想ですが、油断は禁物です。雨雲が日本列島にある秋雨前線に取り込まれ、大雨のおそれがあります。7日(月)までの雨・風シミュレーションは画像で掲載しています。