3年前、天星酒造は、コロナ禍の焼酎販売の低迷で3億円を超える負債を抱え、民事再生法を申請。関西の酒卸売り企業の子会社として再起を図る中で挑戦したのが、海外で需要が伸びるウイスキーづくりでした。

120年以上続く老舗の焼酎蔵に訪れた転機。製造の現場を担う杜氏にとっても大きなチャレンジでした。
(天星酒造・杜氏 小薗崇樹さん)「焼酎をずっと飲む人間でウイスキーはほとんど飲まなかった、正直不安なことの方が多かった」

(天星酒造・杜氏 小薗崇樹さん)「まだまだ私たちは発展途上なので、ほかの蒸留所に負けないようなウイスキーをこれからも造っていきたい」