3階の高さからゆでタマゴを落としても割れないようするには?

慶應大学の学生や中学生と一緒に、そんな課題を考えるユニークな授業が鹿児島県霧島市の県立福山高校で行われました。

福山高校の教諭、折田真一さん(45)。この取り組みの仕掛け人です。出身校・慶応義塾大学SFC研究所の上席所員としての肩書も持っています。

おととしから文部科学省が高校のカリキュラムに導入した「総合的な探究の時間」。生徒が自分で考えて課題を見つけ、解決していくための力を育てるのが目的です。

福山高校ではこの時間を使って、福山みらい創業塾と題し、身近なことや地域の課題をそれぞれ研究しています。

(大学生)「目標は具体的にしたほうがいいよ。何時間睡眠とるとか」
(生徒)「朝からばたばたしちゃうんで、ゆっくりおきてゆっくり準備したい」