
(地元客)「夫が好きなので刺身が。ここのが新鮮でおいしいと」
(宮崎の観光客)「(Q.垂水のブリどう?)おいしかった。脂がのっていた。(Q.味を覚えていて来店?)そうそう」
ブリは、垂水市のふるさと納税の返礼品にもなっています。
(垂水市 尾脇雅弥市長)「(ふるさと納税は)最初は数千万から始まったが、温泉水でやカンパチ・ブリ、昨年は約14億円の寄附。これは新たな大きな財源で、いろんな意味で助かっている」
20年前、垂水市は当時の鹿屋市や輝北町、串良町、吾平町との合併を目指しましたが、財政問題などから断念しました。
当時、市の貯金にあたる一般会計の基金残高は8.7億円。市の借金にあたる地方債はそれを100億円以上上回る114億円に上っていました。この20年、人件費削減やふるさと納税の寄附金の増加などで、市の貯金と借金の差を10.4億円にまで圧縮しました。
一方で、一般会計の歳入のうち自主財源は38%にとどまり、国や県に依存した状態が続いています。
14年前に少子化に伴って閉校した牛根中学校です。増永さんはこの場所を市から買い取り、今、ある計画を進めています。







