大勢の人たちに建設業について知ってもらおうと、19日に高知市でイベントが行われました。建設用の機械なども展示され、家族連れらが建設業の魅力に触れていました。

このイベントは県建設業協会が毎年開いていて、今回で10回目です。会場には地面からおよそ10メートルの高さまで伸びる高所作業車が展示されたほか、下水道工事などで使う掘削機を体験できるコーナーが設けられました。

(体験者)
「難しかったけどできてよかった(Q.どこが難しかった?)レバーをひくところです」

(体験者)
「子どもってこういった機械が好きなので、見に行こうかなと思って来た」

また、人工的に津波を起こすことで、港の三重防護や防波堤などの効果を実証するコーナーも設けられ、訪れた人たちは防災面で建設業が重要な役割を担うことを学んでいました。

(県建設業協会 國藤浩史 会長)
「今すごく担い手不足、いろんな業界もそうだと思うが、人材が不足しているので、ひとつの選択肢として建設業を選んでもらえたら嬉しい」

主催者は、「今後もイベントを続けることで、若者や子どもたちが建設業に興味を持ち、担い手が少しでも増えてくれれば」としています。