この秋に高知県内で収穫された野菜などを楽しめるイベントが高知市で開かれました。
高知県内の生産者らでつくる高知オーガニックマーケットは、野菜などを販売するイベントを毎週土曜日に高知市の池公園(いけこうえん)で開いています。
そして18日は普段より出店数が多い年に1度の限定イベント、「秋の収穫祭」です。
会場には、オーガニック野菜や手づくり菓子、使い道がなくなった木を加工して作った雑貨などおよそ70の出店がずらり。
形が不揃いで販売できない野菜を詰め放題にできる18日限定のブースでは、袋からあふれるほど野菜を詰めている人の姿も見られました。
▼訪れた人
「自然のもので体が喜ぶっていう感じで、いろいろ食べるとおいしいです」
▼高知オーガニックマーケット 生野宜宏(しょうの・たかひろ)さん
「未来の一番楽しい生き方なんじゃないかということを実感していただきたい。競争社会じゃなくてみんなが明るく楽しく、おいしく安全に、そういう暮らし方をここで提案できたらいいなと思う」
18日の高知市の日中の最高気温は10.5℃と、肌寒い一日となりましたが、訪れた人たちは時折雨が降る中温かいスープや食べ物で高知の豊かな実りの味を楽しんでいました。