高知市の竹林寺で開創1300年を記念して作られた曼荼羅の掛け軸が公開されています。
竹林寺で公開されているのは「菩提心曼荼羅」です。寺の開創1300年を記念してこのほど新たに制作された掛け軸で、大きさは縦2メートル10センチ、横1メートル60センチあります。中心には竹林寺のご本尊である文殊菩薩。その周りには仏教の3つのお経や竹林寺の歴史にまつわる絵、そして文殊菩薩が人々を導くオリジナルのストーリーも描かれています。
特別展示では曼荼羅に描かれているお経についてのパネルも展示されていて、僧侶の解説を聞きながら仏教への理解を深めることができます。
(海老塚義乘(えびづか・ぎじょう)副住職)
「ふだん仏教になじみのない人、お経とかに触れたことがない人にも、私たちが説明するので仏教の教えに少しでも触れてもらえたら」
菩提心曼荼羅の特別公開は12月3日まで行われています。