高知市の出雲大社で、3年ぶりに大しめ縄が掛け替えられました。
高知市の出雲大社は島根県の出雲大社の分祠で50年前から3年に一度、大しめ縄の掛け替えをしています。使われる藁は9月に四万十町の十川で刈りとられ、3本の大縄に仕上げられました。
10日は20人ほどが集まり、3年ぶりの作業。掛け声をかけながら大しめ縄を編んで行きます。大しめ縄は直径1メートル・全長およそ5メートル。〆の子とよばれる飾りをつけたら、いよいよ一番の大仕事、拝殿への取り付けです。重さは100キロを超えるほど!全員で力を合わせながら慎重に上げていきます。
清らかな場所であることを示すために飾られる大しめ縄は無事に掛け替えられ新たな気持ちで新年を迎えることができます。
(出雲大社土佐分祠 森田勝瀧 分祠長)
「3年に一度ですから、より具合とか閉め具合とかなかなか難しいですけども、今までの中では最高出来栄えじゃないかとも思います。このパワーをですね、ぜひ初詣、お参りされた方に頂いてもらって日々健やかに過ごしていただきたいと願っています」
12月上旬には手づくりの門松も飾られる予定で新年を迎える準備が整っていきます。