秋空が広がる中、高知県宿毛市で住民たちが育てたコスモスが咲き誇り、訪れる人たちを楽しませています。

澄んだ青空のもと田んぼ一面に咲いたコスモスの花。宿毛市山奈町の山田地区では、農業に携わる地元の人たちのグループ「山農会」が環境保全活動の一環で稲刈りを終えた田んぼにコスモスの種をまき育てていて、いま満開を迎えています。ピンクの絨毯を敷いたような光景が広がり、風が吹くと花が次々に揺れて“ピンクの波”のように見えます。

「本当に癒されます。気持ちがいいです。初めて来たんですけど感動しました」
「すごくいいです、香りがいっぱいで。爽やかになりますね」

田んぼの隅には写真撮影用に山奈小学校の児童が描いた“顔だしパネル”も立てられています。宿毛市の国道から北に2キロほど入った“山田のコスモス”は来月中旬までが見ごろだということです。