高知県立のいち動物公園に今月やってきたメスのブチハイエナが20日、公開されました。人懐っこい性格でさっそく子どもたちからも大人気となっています。
20日に県立のいち動物公園で報道陣向けに公開されたメスのブチハイエナ「カロア」。園にはすでにメスの「エナ」とオスの「ブッチー」の2匹のブチハイエナがいますが、このところ繁殖がうまくいかないことから園は3例目の繁殖を目指して「カロア」を迎えました。ハイエナというと少し怖い動物というイメージがありますが、「カロア」は大きな目と丸い耳を持ち可愛らしい見た目をしています。体長はおよそ105センチ体重65キロで「エナ」や「ブッチー」よりも大柄です。飼育員によると、人懐っこい性格で20日も園を訪れた人たちの前で可愛らしい姿を積極的に見せていました。
(県立のいち動物公園 笠木靖 飼育員)
「まずはみなさんの人気者になってくれることを期待。ゆくゆくブッチーとの間に子どもを作ってたくさんの子どもを産んでほしい」
ブチハイエナの「カロア」は午前9時半から午後3時半までの間、ブチハイエナの屋内展示場で公開されています。園は今後、オスの「ブッチー」と一緒にいるところをできるだけ早く公開できるよう準備を進めていくということです。