高知県大月町の3つの地区で時季を遅らせて育てた「遅咲きのヒマワリ」が満開となりました。コスモスもあちらこちらで花を咲かせていて、まさに“大月花街道”です。

大月町では町のあちらこちらでコスモスやヒマワリの花を咲かせる活動を行っています。この活動は「四万十かいどう推進協議会大月支部」が用意した種を、地区の住民が田畑に蒔き育てます。こちらは弘見の馬路地区。国道321号沿いをヒマワリの黄色い花が彩っています。

(育てている男性)
「(見物人は)結構、喜んでくれゆう。自分らが元気が出る」

続いては、国道から龍ヶ迫に向かう道を入った芳ノ沢地区。観光農園の近くに広がる3か所の田んぼの跡地にヒマワリが植えられています。風車が見える場所ではヒマワリとコスモスの花の競演が楽しめます。

そして、こちらは柏島に向かう県道から脇に少し入った頭集地区。田んぼの跡地で一面に咲いたヒマワリはおよそ5万本といわれます。訪れた人達は花を背景に写真を撮るなどして楽しんでいました。

(訪れた人)
「見事です。良かったです。83歳まで生きて明るいです」
「見せてもらって最高です。青空とのコントラストがすごく良かったですね。“ヒマワリの気分”です」

また、姫ノ井地区の国道沿いなどではコスモスが花を咲かせ始めています。商工会や観光協会は“大月花街道”と銘打ち、来月19日まで色鮮やかなヒマワリとコスモスが訪れる人達を迎えます。

頭集地区のヒマワリは水路工事の関係で、畑の手前で交通規制が行われています。お出かけの際はご注意ください。