高知県室戸市の御田(おんだ)八幡宮の秋祭りが4年ぶりに通常開催されました。花台と呼ばれる山車が回ると訪れた人たちから拍手や歓声が挙がりました。

室戸市吉良川町の御田八幡宮は、鎌倉時代に創建されたとされ、毎年、春と秋に祭りが行われます。しかし、新型コロナの影響で2020年から祭りを開催することができませんでした。今年は新型コロナの感染症法の位置づけが5類に引き下げられたことで、4年ぶりに秋の大祭が通常開催されました。今月7日の日中、花台と呼ばれる東町(ひがしまち)・上町(うえまち)・下町(したまち)のそれぞれの山車が、町内を練り歩きました。夜にはそれぞれの町の花台が、御田八幡宮の境内に集まり、提灯の灯りが灯された花台が担ぎ手たちによって豪快に回されました。

祭りのクライマックスを飾る花台の回転に訪れた人たちは、拍手や歓声を上げていました。

(担ぎ手)
「思ったより安定していたし、良い舞が出来た」

(東宿代表 青木準吉さん)
「良かったね!今まで3年間のうっぷんが溜まってたんやなと、そういうふうに思いました。良かったと思います」