高知県四万十市の中学生が四万十川でアユを捕まえる投網漁を体験しました。

四万十川が流れる四万十市にはさまざまな漁法でテナガエビやアユ、ウナギなどを捕まえて暮らしを営む川漁師がいます。投網漁の体験学習は地元の子どもたちに、川に親しんでもらい川で行われる漁を知ってもらおうと、四万十川中央漁協が毎年、行っています。

参加したのは中村西中学校の1年生、72人です。生徒たちは、束ねた網を腕に抱え川に入ってさっそく漁に挑戦。囲いの中には18センチほどに育った養殖のアユがおよそ700匹放されていて、アユの群れに向けてうまく網を広げられるかがポイントです。

一度の網で、10匹以上も捕まえた生徒もいました。

「最高です」
「(Q.手ごたえは?)重かったです」

投網は、大人でも網がきれいに開くような一人前になるには数年かかるといわれます。

「難しかったです。全然飛ばない。自分たちの地域の川なので楽しいです」