ユズを使った商品の開発・販売に取り組む高知県北川村の中学生が、商品をPRするポップ作りを学びました。
安芸市のドラッグストアを訪れたのは、北川中学校の3年生です。学校では2022年から化粧品メーカー「ウテナ」とドラッグストア「ウエルシア」と合同でユズを使った商品を開発していて、昨年の3年生はせっけんを販売しました。今年の3年生はハンドクリームの販売を予定しています。
13日は商品の魅力を伝えるため、ドラッグストアの社員からポップ作りを教わります。
ハンドクリームはまだ完成していないため、今回は実際に売り場のポップを参考にしながら、先輩たちが開発したゆずせっけんのポップを作りました。
ポップは、単語の選び方や、字の色、大きさの使い分けで視覚的にアプローチすることが重要だといいます。
「実際に食べた、使用したみなさんの感想を書くのはダイレクトに伝わる」
画用紙やペンを使い分けながら生徒たちそれぞれが思う商品の魅力をPR。北川村の魅力発信にと熱心に作業にあたっていました。
「ユズを表現するために黄色とか黄緑色とか明るい色を使って工夫しました」
「視覚で情報を捉えているのは意識していないとわからないことなので、とてもびっくりしました。先輩と同じくらい、いやそれをもっと超えるくらい売れたらいいと思います」
今年の3年生がつくるゆずのハンドクリームは、全国のウエルシアグループの店舗で11月に発売され、よどやドラッグでは生徒たちのポップとともに販売されるということです。