高知県梼原町の食材をふんだんに使った料理が高知大丸で、期間限定で提供されています。皿鉢風のメニューとなっていて、前回、3月に出店したときは、大好評だったといいます。

12日から高知大丸に出店しているのは、梼原町の集落活動センターゆすはら東で営業している「雲のうえ食堂」です。提供されているのがこちら。盛りつけられた豪華な料理!梼原でとれた鮎の姿揚げ、梼原牛のローストビーフ、梼原のお米を使ったおむすびと、どれも梼原の食材です。

野菜は、県内で有機栽培や無農薬栽培で作られたものを使っています。

(リポート:木岡真理奈)
「鮎の姿揚げをいただきます。うん、いい香り!皮がパリパリで中の身はしっとりしています。そしてローストビーフも…いただきます。美味しい、お肉の味が濃い。鮎にお肉にうどんにおむすびにイタドリ、皿鉢に欠かせない羊羹、皿鉢の大事な部分、梼原の美味しいものを味わえて楽しめるような御膳ですね」

そしてこちら、徳利に入っているのは、皿鉢に欠かせないお酒…ではなくイタドリのお茶なんです。昼から宴会の気分を味わえます。

皿鉢御膳は、梼原の食文化と高知の皿鉢文化を残そうと考案され、「雲のうえ食堂」のモーニングで人気のメニューです。今年3月に高知大丸に出店した際には開店後すぐに売り切れるなど好評だったといいます。

そのほか、店ではイタドリの葉を練りこんだイタンポうどんも提供されています。

(雲のうえ食堂 掛橋培子さん)
「梼原のすばらしいおいしいものをぜひ食べていただきたいと思って来ました。梼原は必ずたくさんの人が集まるときは皿鉢料理を出していますので、梼原らしいお祭りの気分で(食べてもらいたい)」

雲のうえ食堂の出店は、高知大丸東館5階で今月17日までで、皿鉢御膳は毎日数量限定で提供されています。夜はお酒や単品メニューも