自然や草花をモチーフにしたアート作品が高知市で展示されています。多くの作品に和紙が使われていて温もりのある質感が楽しめます。

こうち旅広場で開かれているのは「たびひろボタニカルアート展」です。越知町在住の和紙アーティスト竹山美紀(たけやま・みき)さんが制作した、自然や草花をモチーフにしたおよそ60点の作品が展示されています。

こちらの「waterfall(ウォーターフォール)」という作品はいの町の「にこ淵」をイメージしていて、和紙を裂いたりじゃばら状に折ったりすることで滝の流れや水面に浮かぶ模様、周辺の草木の様子などが表現されています。

ほかにも、展覧会に合わせて牧野富太郎博士ゆかりの植物をモチーフにした作品も制作。和紙の質感や植物の持つ温かみを感じることのできる展覧会となっています。

(和紙アーティスト 竹山美紀さん)
「植物のいきいきとした様子が高知の自然や人と通じるところがある。そういう意味でも高知を知ってもらえるような展覧会になれば」

展覧会はこうち旅広場で7月31日まで開かれています。