高知県出身者の「Uターン」を促進させる新たなキャンペーンが始まりました。高知の“あるある”が詰まったキャンペーンソングも披露されました。
新たに始まった移住促進キャンペーン、キャッチコピーは「最高知(さいこうち)!」です。
6日に開かれたキックオフイベントでは、高知を拠点に活動する「スーパーバンド。」の2人と、お笑い芸人の「あつかんDRAGONおだち」さんが、県の移住支援特使に委嘱され、「スーパーバンド。」が歌うキャンペーンソングもお披露目されました。
■キャンペーンソング「最高知!」
♪「ミミが大人気『ぼうしパン』皿鉢のカラフルようかんスーパーの刺身がおいしいなんでも龍馬使いすぎ夏は晴れかどしゃ降り雪が降ったら大騒ぎ日本にいるのに春と秋がない懐かしい最高知!なんやかんや言うてもこんな高知がえいがよ!」
歌には高知の“あるある”が詰まっています。
県によりますと、昨年度の県内の移住者は1185組・1730人と過去最多でしたが、このうち県出身者が「Uターン」してくる割合は、他の県が5割ほどなのに対し高知は3割ほどにとどまっているということです。
こうしたことから、高知の“あるある”を盛り込んだ歌で高知出身者の「Uターン」を促進させるねらいがあります。
(スーパーバンド。ゴッチさん)
「『あるよね』って、おもしろく歌える曲に仕上がっている。高知にずっと住んでいたが、改めておもしろさを見いだせた曲になったかなと」
(スーパーバンド。ドラさん)
「県外に行かれた方が『帰りたくなったな』とか、『高知がいいな』と思ってもらえるような曲になっている。たくさんの人に聞いてもらいたい」
(あつかんDRAGON おだちさん)
「『高知住みやすいな』って思ってもらえるように、すべて包み隠さず、高知のすべてを発信していけるような特使をしていきたい」
キャンペーンでは、プロモーションビデオがYouTubeで公開されるほか、高知龍馬空港での帰省客へのPR活動などが行われ、県は、「高知への移住を考える様々なきっかけを作っていきたい」としています。