天皇杯3回戦 J1・横浜FC戦
サッカー天皇杯の3回戦が行われた12日、春野陸上競技場には3000人を超える観客が詰めかけました。
6月の、J1ガンバ大阪戦の勝利に続き再びジャイアントキリングなるか?サポーターからは、熱い期待が寄せられます。
(サポーター)
「せーの!ユナイテッドがんばれ!!」
「やっぱり1点目は高知ユナイテッドが入れて勝ちたい」
「最終的には高知ユナイテッドが勝ちます!!」
「高知ユナイテッドが勝つと思います」
「2―0!」
「J1と対等の試合をしてくれればありがたいなと思ってます」
前半両チームともにゴールを狙いますが、ネットを揺らすことはできません。高知ユナイテッドSCは、ゴールキーパー上田がファインセーブを見せます。
迎えた後半、試合が動きます。途中出場の20番高野が、見事なパスカットからそのままロングシュート!
J1チーム相手に先制します。その後も、自分たちのアグレッシブなサッカーを貫いた高知ユナイテッドSC。果敢に追加点を狙い、体を張って懸命にゴールを守ります。そして…。
2度目のジャイアントキリングを達成し、ベスト16進出を果たしました。スタジアムは歓喜の渦に包まれます。
(サポーター)
「きょうは石川から来ました。ゴールキーパーの上田樹(選手)を応援しに来ました。もう感動、感動…『あぁ』ってなりました。J1に勝てたので夢のようです」
(サポーター)
「うれしかったし、次も頑張ってほしい」
「最高でした」
「高知でもサッカーが盛り上がってうれしい」
「ほんとに『お疲れ様』って言いたいです」
「同僚(高野選手)のうちわです。いつも頑張ってくれているので。またこの光景がもう1回見られることを楽しみに期待してます。がんばってください!」
(ゴールを決めた 高野裕維 選手)
「奪ったあとはシュートしか考えてなくて、決められて良かったと思うし、そこまではチームの全体の守備があったからこそのボールを奪えたのでチームに感謝したい」
(高知ユナイテッドSC 吉本岳史 監督)
「3000人を超える方々に勝利を届けられたことは非常に良かったと思う。自分たちが公式戦でJ1を破ったという大きな自信につながったと思うので、そこからひとつひとつ積み上げて自分たちの夢である『J3昇格』につなげていきたい」
「J1とまた3回目も戦えるというのは非常にうれしく思いますし、監督やってても楽しいと思う。あたってくだけるのではなくて、あたっていろんなものを吸収してかたくなっていきたい。いいゲームをしていきたい」