大雨の影響で、高知県の土佐くろしお鉄道の線路に土砂が流れ込み、運行中の列車が土砂に乗り上げ、脱線しました。けが人はいません。国の運輸安全委員会が、事故調査官を派遣し、調査をすることにしています。
土砂が流れ込んだのは、高知県を走る、土佐くろしお鉄道中村線の土佐白浜駅から有井川駅の区間です。土佐くろしお鉄道によりますと、午前8時59分、中村発、窪川行の列車が、線路に流れ込んだ土砂に乗り上げ、脱線しました。列車には乗客は乗っておらず、けが人はいません。

運輸安全委員会によりますと、脱線したのは、車両前方の2軸だということです。運輸安全委員会は、事故調査官を派遣し、調査することにしています。
高知県は、台風2号の影響で梅雨前線が活発となり、断続的に非常に激しい雨がふっています。2日午前8時すぎには、気象庁が線状降水帯の発生情報を出していました。