高知県四万十市のトンボ自然公園ではハナショウブが雨に濡れてしっとりと咲き公園を彩っています。
四万十市具同のトンボ自然公園では、時おり、雨が降る中ハナショウブが可憐な花を咲かせていました。園内にはトンボが生息しやすいように池が設けられていて池の中にはスイレンが、その周りにはおよそ40種類、1万本ほどのハナショウブが植えられています。例年より1週間ほど遅く咲き始め、梅雨入りと同時に次々とつぼみが開いたということです。花びらは柔らかく繊細なため、強い雨に打たれて一部枯れてしまった株もありますが、紫や白、藤色の花がしっとりと咲き見ごろを迎えています。
「心が落ち着きますね。来て良かったなと思います」
まだつぼみの株もあちこちに残っていて花が見られるのは6月上旬までだということです。