地元住民手作りのバラ園が高知県四万十市西土佐で咲き誇り訪れる人達を楽しませています。

山に囲まれ野鳥の鳴き声が響く四万十市の北西部西土佐大宮。愛媛県に通じる県道沿いにあるのは「藤の瀬バラ園」です。

このバラ園は10数年前にインターンシップをしていた大学生からの提案がきっかけで整備されました。園内と近くの道路沿いにおよそ200種類、あわせて500本ほどのバラが植えられていて、地元の人々が雑草を抜き取ったり不要な弦を切り取ったりして育てています。21日は訪れた人達が青空のもとで園内を散策したり、赤や白、ピンクや黄色など鮮やかな花を写真におさめたりして楽しんでいました。

(訪れた人)
「すごくきれいなね~」
「丹精込めて、相当手入れされているなと思って。家でも嫁さんがバラの花を作っているんですけど虫がついたり、大変なので苦労が分かると思います。入り込んでいるバラと青空を入れた感じが好きなので撮ってます」

バラ園の隣の広場には今年新たに休憩所とトイレが建てられていて、土日には散らし寿司や米ナスなどが販売されます。バラ園は花の見ごろが終わる6月中旬ごろまで開放される予定です。