自転車ヘルメット着用の向上や交通ルールを守る取り組みを加速させようと、高知県内の高校が自転車交通安全モデル校に指定されました。
自転車交通安全モデル校に指定されたのは、高知市の高知小津高校です。高知小津高校は生徒会に「交通自治委員」を設置し、交通安全の取り組みを積極的に行っています。これに加え、4月から努力義務となった自転車ヘルメットの着用や交通ルールを守る取り組みをさらに盛り上げてもらいたいと、モデル校に指定され、15日、交通自治委員や生徒会のメンバー55人が参加し、指定式が行われました。式のあと生徒たちは、小学校近くの交差点に移動。自転車の利用者に、「ヘルメットの着用」を呼びかけました。県内では今年、自転車が絡む事故が89件おきていて、けがをした87人のうち85%にあたる74人がヘルメットをしていなかったということです。
(生徒)
「(ヘルメットを)つけないと事故したときに死に繋がると思うので、普通にいうだけだとつけてくれないと思うので、感情面で呼びかけていきたい」
「自転車乗っている人でヘルメット付けている人は少ないなって感じたので、つけてる人が目立つってことが無いようにしていったらいい」
学校では今後も、交通安全の取り組みを進めていきたいとしています。