高知県高知市の竹林寺の開創1300年を記念して、“秘仏”である本尊の開帳が15日から始まりました。

特別開帳されたのは、竹林寺の本尊の「文殊菩薩像(もんじゅぼさつぞう)」です。竹林寺は、神亀元年=西暦724年に開創されてから今年で1300年を迎えました。「文殊菩薩」は50年に1度開帳されていて、前回は2014年に行われましたが、今回は開創1300年を記念し特別に実施されています。

15日の法要には、高知県内の住職や関係者ら大勢の人が出席し、「菩提心曼荼羅(ぼだいしんまんだら)」もお披露目されました。

「文殊菩薩像」のご開帳は5月14日まで行われ、次回は2064年です。また今回は、竹林寺を開創した行基(ぎょうき)の像も初公開されています。