確定申告の受け付けが16日から始まりました。高知税務署は、時間や場所を問わず手続きできるスマートフォンなどを使った電子申告を呼びかけています。

所得税などの確定申告の受け付けが16日から全国一斉で始まり、高知税務署には、朝から大勢の人たちが訪れ、手続きを進めていました。高知税務署は、新型コロナの感染防止対策として、会場に入場できる時間を指定した入場整理券を配布しています。また、自宅のスマートフォンやパソコンからインターネットで申告できる電子申告の利用を呼びかけていて、会場では去年24台だったスマホブースを55台に増やし、およそ40人の職員がサポートにあたっています。高知税務署によりますと、スマートフォンなどを利用して確定申告する人は、ここ3年増え続けているということです。

(高知税務署 前田華代 副署長)
「確定申告会場に来ることを予定している人は、期限間近になると、入場整理券が希望の時間帯のものがないということもあるので、早めに来るようお願いします」

申告は、インターネットのほか県内6つの税務署でも行うことができます。申告・納付の期限は、所得税や贈与税が来月15日まで、個人事業者の消費税が来月31日までとなっています。