高知県内でコンビニを展開するローソン高知と県内の専門学校生が共同開発したオリジナル商品の販売が始まりました。生徒たちは販売店舗を訪れ、思いを込めて開発した地元愛たっぷりの商品をPRしました。
ローソン高知と共同開発したのは、龍馬情報ビジネス&フード専門学校調理経営学科の2年生で、生徒たちに日ごろの学びを商品開発の場で実際に生かしてもらおうと2年ほど前から計画されていました。開発したのは2つの商品。「のいちご飯のおにぎりセット」は、香南市野市町でかつて学校給食として提供されたという「のいちご飯」が入っていて、開発に携わった生徒たちの思い出の味が再現されています。そしてもう一つの「りょう丸くん調理経営学科弁当」は、高知のソウルフードであるチキン南蛮と、四万十鶏の唐揚げをメインにしたボリューム満点の弁当です。どちらの商品も、副菜に県産のニラが入った玉子焼きや、県産ナスのタタキなどのおかずが入っていて、地元愛があふれています。
(のいちご飯のおにぎりセットを提案 公文美咲さん)
「自分たちと同じ野市出身の、のいちご飯を知っている人には、『こんなものがあったな』と自分たちと同じように懐かしい気持ちになってほしいですし、のいちご飯を知らない人には『こんなご飯が野市にはあったんだ!』と思ってほしいです」
商品は店内キッチン「える厨房」を設置している県内のローソン86店舗で販売されています。