子どもたちが地域の防災設備などを地図にまとめる全国コンクールで、県立高知ろう学校の児童が制作したマップが「特別賞」に選ばれました。

「ぼうさい探検隊マップコンクール」で特別賞を受賞したのは県立高知ろう学校です。子どもたちが防災や安全設備をまとめた地図の出来栄えを競うコンクールで、小学部5年の佐々木彩華さんと3年の山田恭平さんが作った地図が「特別賞」に選ばれました。2人は去年7月実際に学校周辺を歩き、洪水を防ぐ川の水門や防災倉庫、消火栓などの位置・役割を調べマップにしていきました。学校から離れた地域から通う児童や生徒が多く、学校周辺の防災設備を知ってもらおうとした点などが評価されました。

(高知ろう学校小学部5年 佐々木彩華さん)
「(受賞して)うれしい。(マップ作成を通じて)火事の時に役に立つ設備を見つけられた」

(高知ろう学校小学部3年 山田恭平さん)
「賞に入ったと聞いた時はとてもびっくりした。学校の周辺を歩いて安全なポイントとかを見つけることを頑張った」

受賞したマップは日本損害保険協会のホームページに掲載されています。