3日の節分を前に、高知県南国市の神社で、地元の園児たちが災いを祓う神事を行いました。春を前に、園児たちは心に住んでいる鬼を追い払えたようです。

南国市の新宮神社では、毎年、節分の時期に節分祭が行われています。節分祭では近くの『認定こども園あとむ』の園児たちが神事を行いますが、新型コロナの影響で園児たちが参加するのは3年ぶりとなりました。2日は、およそ70人の園児たちが参加し、桃の弓から葦の矢を放って鬼を追い払う「弓矢の儀」や、四方に豆をまく「豆打ちの神事」が行われました。神事を終えた園児たちが境内に出ると…

鬼が登場!

突然やってきた鬼に、泣き出してしまう園児もいましたが、みんなで力いっぱい豆を投げつけ、鬼を追い払いました。

(Q.鬼のどんなところが怖かった?)
「キバ。(豆まきして)いい気持ち!」

(Q.何を追い払った?)
「(心の)おこりんぼうオニです。なんかおこりんぼうがなくなったみたいです」

鬼を追い払った園児たちには笑顔が戻っていました。