熊本地震の支援にあたった高知県内の病院の「DMAT」と「JRAT(ジェイラット)」が、現地での活動内容を報告しました。

活動を報告したのは、近森病院の災害派遣医療チーム「DMAT」と、災害リハビリテーション支援チーム「JRAT」です。報告会は職員向けに行われ、医療支援にあたった「DMAT」のメンバーは、「少ない人員の中、どのように業務を遂行しスタッフの疲労を軽減していくか考える必要があると感じた」などと、災害時の運営体制などについて報告しました。

また、8月16日から活動したリハビリ支援チーム「JRAT」は、地震でできた避難所の亀裂や段差などを段ボールで埋め合わせ、避難所のバリアフリー化にあたったことなどを報告しました。そして、現地でも活動した井原則之医師は、「災害現場では派遣された医療スタッフがもどかしさや無力さを感じることがある」と述べ、医療スタッフの心構えとして「被災地を思いやる気持ちが大切だ」と述べました。

▼近森病院のDMAT隊 井原則之 医師
「『熊本に対してあれをやらないといけない、俺がこの人を助けないといけないんだ』とそこまで背負うのではなく、熊本に対する思いやりや寄り添う気持ちをどうやって出していくか。それを表現すれば被災地に対して嫌な気持ちにさせることはないだろうと思う」

近森病院では、9月下旬から始まる「JRAT」のメンバー募集に手を挙げていて、もし行くことになれば4泊5日で支援にあたるということです。