高知市の交通公園に設置されている「蒸気機関車」が腐食などの影響で現在立ち入り禁止となっています。そこで、補強や錆止め塗装への協力を呼びかけるクラウドファンディングが行われています。
「比島交通公園」の愛称で親しまれている高知市の県立交通安全こどもセンターには「C58型蒸気機関車」が設置されています。現役時代には、昭和天皇が乗車された「お召し列車」をけん引したとも言われていて、1970年5月、この公園が開園した時に当時の「国鉄」から提供されました。

それ以降、来園者が見て・触れて楽しめる遊具として56年親しまれ、開園当時から現在も公園に残る「遊具」はこの機関車だけです。しかし、2025年7月の点検で車体に穴が開いて子どもが指を入れたら切れてしまいそうな箇所など、危険な箇所が多数見つかり、その後立ち入り禁止となりました。

▼榎本優樹 アナウンサー
「特別に許可をいただいてのぼってみます。こちら見てみますと、もちろん塗装も剥げているんですが、奥を見てみますと、鉄板に穴が開いてしまっています」

7月から修復作業が始まりましたが、その間も、復活を待ちわびる声が届いているといいます。
▼比島交通公園 山﨑勇人 園長
「早く開けてほしい、入りたい、交通公園を利用する保育園、幼稚園の先生や園児からも、早く遊べるようになってほしいという声が多数寄せられていました」

修復には500万円ほどかかる見込みで、このうちおよそ300万円は県が負担しますが、残りについては、クラウドファンディングで寄付を募ります。

▼比島交通公園 山﨑勇人 園長
「現在は約40%くらいの達成率になっているので、あと1か月多くの方にご協力いただきたい。これまで半世紀遊ばれてきたものを、さらに半世紀つないでいけるように、子どもたちに機関車に親しんでもらって、楽しく安全に遊んでもらえたら」
修復工事は10月末に終了し、11月には再び「遊具」として開放される予定です。県では、機関車の修復工事への寄付をクラウドファンディングで9月23日(水)まで受け付けています。詳しくは県文化生活部県民生活課までお問い合わせください。












