国が検討を進めている新型コロナの“5類引き下げ”について、濵田知事は「段階的に進めるべき」との考えを示しました。

国は、新型コロナを感染症法上の「2類」相当から季節性インフルエンザと同様の「5類」への引き下げに向け検討を進めています。濵田知事は「引き下げについてはおおむね国と同じ意見。ただ、感染力の強さは引き続き警戒する必要がある」と述べました。また、5類への引き下げにより患者の自己負担が生じることになるとした上で、公費負担についての考えを示しました。

(濵田省司 知事)
「公費負担については必要なものは残しながら、段階的に『5類』に移行していくのが適当ではないかと考えている」

ところで12月に任期満了を迎える濵田知事は自らの去就について、「5年先、10年先の県政を見据え、今年を未来への弾みにしたい」と述べ、来月21日に開会する「2月県議会」を目途に態度を明らかにする方針を示しました。